日本には約450程の愛石家の団体が存在します。

彼らが集めたり、鑑賞し合ったりする石を鑑賞石と呼びます。鑑賞石は様々な形や大きさが存在しますがほとんどが自然に出来た石です。

採取された場所や、石の模様石質にとって名前が付けられます。

なかでも有名な石は菊花石です。菊花石は緑・赤・紫色の地に白色や紅色の菊紋のような模様のある石です。

また、鑑賞石には人工的に加工、彫刻されたもの、宝石の加工される前の原石、そして化石なども鑑賞石の分類に入ります。

菊花石や宝石の原石などのように分かりやすいものだけではなく、一見すると普通の石に見えてしまう鑑賞石もあります。

 

灯篭

灯篭は元々社寺に設置されていましたが、庭園文化の発達と共に園内に鑑賞目的で設置されるようになりました。主な種類は下記の3つです。

春日型

竿が長く火袋が高い位置にあるのが特徴で、寺社で多く見られるもので実用性も高いです。

雪見型

主に水面を照らすために用いられ、竿と中台が無い為、高さが低いのが特徴です。

織部形灯籠

高さの調節が可能であることが特徴で、露地で使用されます。奇抜な形から江戸時代の茶人・古田織部好みの灯籠ということで「織部」の名が着せられました。

石竿に十字模様や聖人(実際は地蔵菩薩)のようにも見える石像が刻まれており、これをもってキリシタン灯籠と呼ばれることもあります。