お線香の起源は古く、聖徳太子の時代、推古天皇3年(595年)に、

淡路島に香木「沈香」が漂着したのがはじまりとされています。

以降、仏事や神事に使われるようになりましたが、

現在のような棒状の線香の形になったのは江戸時代の初め頃からだといわれています。

 

お線香の材料

お線香は様々な材料によってつくられます。

沈香

東南アジアに生息する植物である沈香木で、樹木内に長い年月を経て樹脂が蓄積したものです。

幹、花、葉ともに無香ですが、熱することで独特の芳香を放ちます。

沈香は香りの種類からいくつかに分類されますが、中でも特に質の良いものは伽羅と呼ばれます。

 

白檀

インド原産の植物で、紀元前5世紀ごろにはすでに高貴な香木として使われていきました。

特にインド南部産のものが良質で老山ろうざん白檀と呼ばれています。

 

その他の原料

椨(たぶ)、丁子(ちょうじ)、桂皮(けいひ)、大茴香(だいういきょう)などがあります。