京都の旧家より買い取らせていただいた翡翠の帯留です。

翡翠は中国、インカ文明において古くから人気が高い宝石であり、金以上に珍重され、古くは玉(ぎょく)と呼ばれました。

 

また、翡翠は見分けがつきにくい鉱物でもあります。

翡翠と見た目がよく似た鉱物として、ネフライトという鉱物があります。

見た目はよく似ているのですが、化学的な共通点は全くなく、ネフライトは翡翠よりも硬度が低く、

宝石とみなされているのは翡翠のみとなっております。

しかし、その区別は大変困難であり、鑑定は専門の者に依頼することをおすすめします。

 

翡翠の主な産地は日本(新潟、富山など)、ミャンマー、グアテマラ、ロシア、カザフスタンです。

翡翠といえば中国をイメージされるかもしれませんが、中国には翡翠の産地はなく、中国で採掘されるものは全てネフライトです。

ただし、ネフライトでも白く透明感のある最上質のものは、羊脂玉と呼ばれ中国国内では翡翠よりも高い価値を持っています。