絵本の数々です。日本の昔話を中心に昭和の絵本がたくさんあります。
日本昔話といえば、桃太郎、浦島太郎、金太郎の三太郎が有名です。
しかし、桃太郎や浦島太郎に比べ金太郎の話は思い浮かびにくいのではないでしょうか。
そこで、本日は買い取り商品にもありました金太郎について記したいと思います。
金太郎は昔話よりも「まさかりかついで~」の童謡の方が浸透していると思われます。
そのため、金太郎の話自体はなかなか思い浮かばないのではないでしょうか。
金太郎のあらすじは大体次の通りです。
金太郎は生まれた時から力持ちで、山奥の動物たちと日々遊んでいました。
ある日、谷の橋が壊れ、動物たちが困っていました。
すると、金太郎はそばの大木をへし折り、橋を架け動物たちに大変感謝されました。
その後、強い力と優しい心を持つ金太郎は都の侍に仕え、悪い鬼を退治しました。
というのが金太郎の昔話です。
ちなみに、金太郎が仕えた侍は源頼光であり、後に金太郎は名を坂田金時と変え、頼光四天王の一人として名を轟かせます。
そして、退治した悪い鬼というのは京都府北部にある大江山の酒呑童子とされています。
影が薄くなりがちな金太郎ですが、実際の伝説につながる話だったというのはとても興味深いのではないでしょうか。