京都の旧家より買い取らせていただいた木版画の水滸伝です。

水滸伝のあらすじは中国の北宋の時代に、宋江を頭に、梁山泊(りょうざんぱく)に集まった108人の好漢たちが義賊となり、貧しい民のために、戦いを繰り広げるというものです。元々、明時代の中国で書かれた伝記歴史小説の大作、「中国四奇書」の一つです。

江戸時代に日本に伝わり、19世紀の初めごろには数多くの翻訳、翻案が作られました。

かの有名な浮世絵師の歌川国芳や葛飾北斎が読本の挿絵や錦絵に描きました。

 

現代の日本では「三国志」が最も有名だと思いますが、徐々に「水滸伝」の人気も出てきています。

2011年に中国で55億円の製作費でドラマ化されると、2013年には日本で公開もされました。

水滸伝の主役は酒に溺れたり、喧嘩に明け暮れたりしたため社会のレールから外れてしまった人々です。そんな彼らが貧しい民の為に戦います。

エリート軍師が主役の三国志とは違った魅力のあるお話です。