京都市は東山区のお宅にて京刃物を買い取らせていただきました。

日本製の包丁はその品質と多様性で世界でも有名ですが、京刃物はなかでも歴史が古く高い技術で知られ今日、全国の刃物産地の技術は、その大半が京都より伝わったといわれているほどです。

京刃物の歴史は、平安時代の初め、すぐれた鍛冶職人が奈良からうつり住んだときにはじまりました。京都は近くの地域から質のよい天然の材料が集まりやすいため、全国を代表する刃物の生産地となりました。都であるという地の利に加え、出雲地方の砂鉄や玉鋼、伏見稲荷周辺の土、鳴滝の砥石、丹波地方の松炭、さらには良質の水などが容易に入手できるという刃物造りに適した条件を備えていたのです。三条宗近を筆頭に、吉家、五条兼永、国永、そして鎌倉時代には千代鶴国安など、優れた刀工が出て、その技術を全国に伝えました。

現在京刃物は、包丁、鋏、鋸、ナタ、鎌、竹ノ子堀り、彫刻刀など、日常で使われるものから専門職の道具まで、多種多様に製作されており、その質の高さと使い易さには定評があります。

本品は寛永8年(1631年)創業という大変長い歴史をもつ刀剣打刀物の老舗、常信本舗の出刃包丁であり、まさに特別な逸品です。

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We visited Higashiyama district of Kyoto City and purchased a Kyohamono (京刃物 Kyoto knife).

Japanese knives are known to the world for their quality and versatility. Kyohamonos are ones that are manufactured in Kyoto. Its history goes back as early as 8th century (Heian period 平安時代).

“Hamono”(刃物) refers to all kinds of cutting tools such as chef knives, carpenter planes, saws and chisels, sculptor chisels and files, kimono fabric and paper cutting blades, ikebana and gardener clippers, and even modern scissors and fingernail clippers. Kyohamono developed and advanced over the centuries in step with the arts and crafts.

This kitchen knife was made by Tsunenobu Honpo (常信本舗), founded in 1631, continue to supply top-notch quality Japanese cutlery for more than 3 centuries.